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【募金にご協力を】2014年度活動強化のためのご協力の呼び掛け

いつも「モザンビーク開発を考える市民の会」の活動へのご理解とご協力ありがとうございます。

1. 団体紹介と目標、これまでの活動

当会は、2012年10月に、モザンビーク最大の農民組織であるUNAC(全国農民連合)による日本の援助事業である「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発(プロサバンナ事業)」への抗議声明を受けて、アフリカあるいはモザンビークに長年かかわってきた日本の市民として出来ることを模索するために結成された市民任意)団体です。

団体情報詳細
→http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
UNACによるプロサバンナ事業に対する声明
→http://www.farmlandgrab.org/post/view/21204-pronunciamento-da-unac-sobre-o-programa-prosavana-in-japanese(日本語訳)
→http://www.unac.org.mz/index.php/7-blog/39-pronunciamento-da-unac-sobre-o-programa-prosavana(原文)

この声明は、ナカラ回廊地域に暮らす農民らによって起草されたものでしたが、日本とブラジルが組んで行うプロサバンナ事業の不透明性や当事者であり主権者である圧倒的多数を占める小農の関与のなさの問題、事業がもたらしうる土地収奪への強い懸念が表明されていますが、同時に自らが家族、地域住民、国民の食料の生産における重要な担い手であることの自負と責任感、将来展望が強く示されていました。

私たち日本の市民はそれに感銘を受けて、UNACをはじめとするモザンビーク農民(組織)、市民社会(組織)とともにこれまで活動を行ってきました。「モザンビークの農民・市民社会の声を日本に届け、政策に反映させる」という目標を掲げ、これまで以下の活動を行ってきました。

【これまでの主要な活動】
1)2度のUNAC代表・モザンビーク市民社会組織代表の招へい(2012-2013年度 *含むTICAD V)、
2)外務省・JICAとの意見交換会事業の事務支援(2012-現在 *第9回まで実施)、
3)プロサバンナ、モザンビーク開発に関する勉強会の支援(2013年度ー現在)
4)モザンビークでの現地調査とその結果を踏まえた報告書の発行(2013年度)
5)現地からの声明や情報の翻訳と発信(2013年度ー現在)


その甲斐あって、これまでのところ以下の3点が実現しています。

【これまでの主要な成果】
●プロサバンナの目的は明確に「地域の小農の支援」と変更される(2013年2月)
●事業実施においては農民組織と市民社会との対話を重視することが日本モザンビークの両国首脳によって宣言される(2014年1月)、
●マスタープランのコンセプトの練り直しがなされる(2014年前半期)


2.現状と2014年度の活動の重要性

他方で、2013年5月末のTICADV(第5回アフリカ開発会議)時に安倍総理に手渡しされたUNACをはじめとするモザンビークの主要23組織が3か国首脳宛に発出した「プロサバンナ事業の緊急停止とその上での見直し要請 公開書簡」への返答が1年を経過した現在も行われず、「対話」の強調の一方で、他方関連事業がどんどん進められていることについて、不信感が強まり、現地社会の不満はピークに達しつつあります。

なお、このような広がりをもった組織が署名した政府の事業に異論を唱えた「公開書簡」は、モザンビークの歴史において初めての事でした。その重みと意味の大きさは、現在でも減じることなくモザンビーク社会で継続しています。

プロサバンナ事業は日本が立案・推進者として計画・実施してきたものであり、その責任も重大です。その日本での姿勢の変化は歓迎されるべきである一方、依然として現地のこれほどまでの多くの団体が「全事業のストップ」の上での「見直し」が求められるに至った根っこの部分が理解されておらず、事業全体の不透明性の継続や3つの事業がバラバラに展開している点などの問題は解消されてはいません。その意味で、日本の市民社会の役割も重要となっています。

さらには、日本はモザンビークの資源を狙って、現在最も積極的に投資を行おうとしている国の一つとなりました。今年1月の安倍首相のモザンビーク初訪問があり、その際にプロサバンナ事業の推進と同じナカラ回廊地域を対象とした5年間700億円の支援が約束されました。

しかし、モザンビークは2013年10月から政府軍と野党(元反政府勢力で和平合意の当事者)が武力衝突を繰り広げ、現在でもこれは終わっていません。そして流入する投資の一方でモザンビークは2年連続で人間開発指数が世界最悪の2位と3位となっており、2010年には首都で3日間の暴動があるなど、社会には不公正な開発・経済成長、現政権やその周辺の汚職と強権化、非民主化・軍事化に対する広範な不満が広がっており、抜き差しならない状態に陥りつつあります。今年は大統領・国政選挙の年でもあります。「資源の呪い」をはじめとする、海外からの投資や開発事業が同国社会の全体への悪影響は顕著に進行中です。「モザンビークのアンゴラ化現象」が揶揄されてます。

このように急速に悪化するガバナンスの一方で、急速に接近を続ける日本政府・企業・JICAをはじめとする援助機関の存在は、日本の市民社会の役割をより重要にさせています。両国の交流の歴史が浅いこともあり、モザンビークについては日本の市民団体がほとんどない中、当会の役割も重要となってきました。

そこで、2014年度について、日本の市民として、納税者として、モザンビークの現状を憂い、この国との日本のかかわりについて、これらの動きをよりスピーディに、より注意深くフォローアップできるよう、事務局機能強化を行うことが決まり、3月以来その準備を進めてきました。

3.活動・事務局機能強化へのご協力の御願い

2014年度は、事務局機能強化の他、現地調査、「第2回プロサバンナ三カ国民衆 会議」への参加、可能であれば
モザンビークの農民組織・市民社会代表の招へいを予定しています。そのため、助成申請を行う一方、300万円の予算を獲得するための呼びかけを開始しています。

なお、「第2回プロサバンナ三カ国民衆会議」は、UNACとその他の「公開書簡」署名団体による主催で、7月上旬に開催が予定されています。昨年は日本から6名が参加しています。なお、日本政府やJICA関係者にも招待状が送られたのですが、誰も参加しないという結果になりました(「招待が遅かった」という理由)。今回こそは、政府代表も参加しての対話が実現するよう働きかけをしていきます。

皆さまに繰り返しご寄付を呼びかけなければならないことを心苦しく思っています。
しかし、残念ながら、日本では、このようなアドボカシー活動や事務局機能強化への助成金はほとんど皆無でありく、一般の皆さま方に間接経費への寄付について理解を得ることは容易ではありません。しかし、以上の通り、モザンビーク開発についての日本の市民社会の責任と役割は増す一方です。どうぞこれらの点にご理解頂き、ご協力頂けますようお願いいたします。

なお現地調査については助成金を申請中で、今年度の活動の成果として、2013年度に引き続き、「ProSAVANA市民社会報告2014ー 現地調査に基づく提言」を出版 する予定です。

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【ご協力御願い内容】
■募金目標額:220万円
■募金期限:6月20日(*三カ国民衆会議への参加に間に合わせるため)
■使途:
(1)事務局機能強化(事務局長配置、活動費、事務局経費)
(2)第2回ProSAVANA三カ国民衆会議への渡航費やその他必要経費
(3)モザンビークからの農民組織代表の招へい費用
■寄付先:
・口座名称:モザンビーク開発を考える市民の会
(モザンビークカイハツヲカンガ エルシミンノカイ)
*ゆうちょ銀行から振込みの場合
ゆうちょ銀行 記号10040  番号 8871761
*他金融銀行からの振込みの場合
ゆうちょ銀行 店名 008 店番 008
預金種目 普通 口座番号 0887176
支店は府中紅葉丘です。

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当初の目標額は300万円で、すでに過去の寄付者の皆さまに呼びかけを行い現在までに13名の方々より80万円が集まっています。残りの額について、社会の広い層の皆さまに呼びかけを行うことになり、この度の呼びかけとなりました。すでにご寄付頂いた皆さまには、心より感謝申し上げます。

4.自己財源確保のための報告書の有料販売

なお、「ProSAVANA市民社会報告2013ー現地調査に基づく提言【資料集】【最終版】」を有料サイトで販売す るな
どし、自己資金の獲得に努力しております。是非、ご購読いただきますとともに、各方面での宣伝にご協力ください。

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【講読・拡散にご協力ください】

「ProSAVANA 市民社会報告2013ー現地調査に基づく提言【資料集】【最終版】」
その【暫定版】が発表1か月で1万5千を超えるダウンロードを記録し、マスタープランのコンセプトの方針転換に寄与したという話題の報告書です。
この最終版は、DL Marketにて972円で販売中です。
概要や目次等の詳細は以下のURLまで。
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=263029

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5.過去の活動内容とその成果の報告

以下に活動内容と会計の報告を掲載します。ご確認の上、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【2012年度活動報告】
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
内、2013年2月末の日本へのモザンビーク農民組織代表招へい事業決算詳細
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

【2013年度活動内容】
2013年度は、TICADV(第5回アフリカ開発会議)の横浜での開催、2度の現地調査、外務省/JICAとの意見交換会の実施、報告書作成、事務局機能の強化にあわせて次の5事業を行いました。

事業① TICAD Vにあわせたモザンビーク農民組織&市民社会招へい(2013年5月―6日)
事業② 現地調査(2013年7-8月)
事業③ 現地追加調査(2013年12月)
事業④ 講演等
事業⑤ 外務省との意見交換会(年度内に6回)
事業⑥ 「ProSAVANA市民社会報告2013-現地調査に基づく提言」
事業⑦ 事務局機能強化(2014年3月~)

【2013年度活動成果】
事業①④の成果:
  モザンビーク農民・市民社会代表の声が新聞・TV・ソーシャルメディア、講演 会等のイベントで広く発信され た
  報道一覧は:http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog- entry-28.html
事業②③⑥の成果:
  現地調査に基づく報告書(「ProSAVANA市民社会報告2013」)作 成・発表
  【暫定版】は2か月で1万6千回のダウンロード数
  日本の36団体が賛同する緊急声明の作成・発表
  報告書概要:http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog- entry-73.html
  報告書【最終版】は次のサイトで販売中:
  https://www.dlmarket.jp/products /detail.php?product_id=263029)
事業⑤の成果:
  モザンビークでの現状を援助関係者と共有を行い、事業改善に貢献している他、 議事要旨作成などを行い、社会 への議論の共有に尽力
  議事要旨・資料の一覧:http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com /blog-entry-39.html

6.過去の活動についての会計報告

【2012年度の決算報告】
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
内、2013年2月末の日本へのモザンビーク農民組織代表招へい事業決算詳細
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

【2013年度の決算】
なお、事業②については、調査実施者がそれぞれ個人負担や別予算で実施したため決 算報告への記載はありません。 ⑥報告書も同様です。

繰り越し債務 -31,627円
収入
事業① TICAD V来日(寄付)552,009円(10名1団体)
事業③ 12月現地追加調査(寄付)130,000円(11名)
事業④ 講演(謝金・カンパ) 61,440円
事業⑦ 事務局強化(寄付) 10,000円(1名)
銀行利子 28円
合計 753,477円

支出
事業① TICAD V来日 -544,546円
事業③ 12月現地追加調査 -180,043円
事業⑤ 外務省意見交換会 -18,280円
事業⑦ 事務局強化 -22,732円
合計 -765,601円

全体決算 -43,751円

7.お問い合わせ先

以上、是非2014年度の事務局機 能強化に向けたご協力の方、よろしくお願いいたします。
小額でのご協力も大歓迎です!

どうぞ皆さまの温かいご理解とご協 力をよろしくお願いいたします。
なお、ご寄付頂きました折には、必ず事務局アドレスまでご一報ください。
また、ご不明などございましたら、遠慮なくご質問等事務局にお寄せ下さい。

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モザンビーク開発を考える市民の会 事務局 (担当:内野)
mozambiquekaihatsu@gmail.com
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ご理解とご協力感謝いたします。

モザンビーク開発を考える市民の会 一同
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Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

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