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【記事和訳】モザンビーク大臣、三井物産にナカラ回廊増資を要求

大変気になるニュース記事が発表されています。

モザンビークの大臣が、ナカラ回廊開発における前政権の影響力を一掃し、現政権の影響力を強めるために、日本の三井物産に大幅な増資を求めています。

なお、このナカラ回廊開発事業には、日本の税金と公金による1000億円規模の融資(JBICによる)と1000億円規模の貿易保障(NEXI)が与えられています。注視していく必要があります。

日本のNGOによる三井物産への融資問題に関する指摘は、過去の財務省NGO定期協議会の記録をご覧下さい。
https://www.ngo-jvc.net/jp/projects/advocacy/prosavana-jbm.html

01/11/2019
Indian Ocean Newsletter
https://www.africaintelligence.com/ion/business-circles/2019/11/01/mitsui-to-inject-fresh-impetus-into-nacala-corridor,108379843-art

三井物産はナカラ回廊に新たな推進力を注入するか?

モザンビークの運輸大臣であるカルロス・メスキータ(Carlos Mesquita)は、物流回廊の行き詰まったプロジェクトについて不満を抱いており、2014年以来、この回廊に関与してきた三井物産を説得し、その責任を単独で引き継ぐよう求めている。

入札募集は2020年6月までに行われる可能性が高く、(訳者注:同大臣は)この日本企業(訳者注:三井物産)に対し、応札を強く推奨している。三井物産はすでに、ナカラ回廊開発協会(SDCN:Sociedade de Desenvolvimento do Corredor de Nacala)の42.5%の株式を通じ、北部開発回廊社(CDN:Corredor de Desenvolvimento do Norte)の4分の1近くのシェアを保有している。なお、SDCN は、公的機関であるモザンビーク鉄道公社(CFM:Caminhos de Ferro de Moçambique)と共同で、このプロジェクトを運営している。

何よりも、政府は、SCDNの地元株主の中でも、前大統領アルマンド・ゲブーザが出資するMoçambique Gestores社の傘下にグループ化された株主を排除したいと考えている 。なぜなら、これは現在の(訳者加筆:フィリペ・ニュシ)政権にとって何の利点ももたらさないからだ。

現在SCDNの株式42.5%を保有し、当初からこの回廊の管理に関与していたブラジルのVale社も、この回廊から追放される見込みである。Vale社は、昨年、CDNの70%の持分を、北部港湾開発回廊社(CDNP:Corredor de Desenvolvimento do Norte Porto Norte Porto)に譲渡することで、この回廊を手に入れようとした 。

2012年、東京(訳者注:日本政府)は、国際協力機構(JICA)を通じて、マラウイを横断する鉄道を介してナカラ港とモアティゼ炭鉱を結ぶこの回廊に3億5,000万ドルを投資した。
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Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

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