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【声明添付FAX】外務省国際協力局長宛

モザンビークの「プロサバンナにノー! キャンペーン」の声明(2019年4月16日)を、4月19日日付けで外務省に以下の要請とともに、FAX送信しています。

声明:
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-397.html

=====
外務省 国際協力局
局長 梨田和也様 

CC 国別開発協力第三課
  課長 井関至康様 

用件:「モザンビーク農業食料安全保障省主催会合(2019/4/3)に係る
プロサバンナにノー!キャンペーンの声明」のご送付


前略
ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

日本の5団体より事前に開催中止を申し入れたモザンビーク農業食料安全保障省主催のプロサバンナに関する会合(2019年4月3日マプート開催)について、「プロサバンナにノー!キャンペーン」が4月16日に発表した声明とその日本語訳を、添付のとおりお送りします。当該声明は、4月17日付の現地の新聞に掲載されたとのことで、すでに駐モザンビーク日本大使館経由でご覧になっているかと思います。

詳細は添付をご覧下さい。その上で、以下、日本の5団体より、会合当日に関していくつか確認をさせていただきます。

「キャンペーン」の会合出席者によると、この会合の冒頭、現地農業省大臣から、“Não é ético convidar alguém que não vê não nenhuma satisfação”(「会合に来ようともせず、また(大臣/農業省に)何ら満足を与えない者を招待するのは倫理に反している」)との発言がなされました。この発言は、去る3月19日の参議院ODA特会における河野太郎大臣の下記の趣旨・説明に反しています。

「参加型意思決定ルールに基づく議論の実現に向けたモザンビーク政府の主体的取組をJICAは必要に応じて支援すべきとの提言を含む報告書が提出されました。これを踏まえまして、外務省及びJICAで検討し、私も相談を受けた結果として、この報告書の提言を真摯に受け止め、この方向で対応することといたしました」「モザンビークの農業食料安全保障省は、反対派を含む幅広い市民社会、農民団体を会合に招待し、丁寧な対話プロセスを実施していると認識しております…丁寧なプロセスを取っている、そういうモザンビーク政府の取組を今後も必要に応じて支援をしてまいりたいと思っております」

同会合については、4月2日付けの貴省からのファックスで「農業省の主体的な取り組みとして開催される」との説明がありましたが、現実には、大臣自らが吐露しているとおり、農業省は「意に反して」招待していることが明らかになりました。また、会場には、各団体の受領印が押された招待状が並べられていたとのことで、これを見た団体は、それが「自分たちが会合を受容したかのよう」に見せるための、すなわち「既成事実のための見せ物」となっていると受け止め、ショックを受けています。これらのことから、現地で開催されてきた一連の会合は、「農業省の主体的な取り組み」なのではなく、日本の外務省・JICAが、昨年3月の「大臣の判断」を受け、反対の声をあげている団体の参加の「既成事実化」のためにやらせているだけだとの疑念・疑念が広がり、今回の声明内容となったと、日本のNGOに伝えられています。

また、モザンビークでは、ファックスや郵便事情が悪いため、重要書類を送付するときは運転手が2部持参し、受け取りの受領印とサインをもらうことが慣習となっており、それを「同意」「受容」と扱うことの問題については、すでに指摘させていただいている通りです。モザンビークの慣習であるため、過去において政府主催あるいは市民社会主催の会合で、受領印が押された招待状が並べられたことは一切なく、今回の件は外務省・JICAによる介入の結果として受け止められています。

実際、この大臣発言は録音されており、日本のNGOには当該の招待状の写真データが送られてきました。

以上二点について、外務省・JICAとして、早急に、農業省に真偽のほどをご確認下さい。

最後に、4月16日付けで、JICAの農業省派遣コンサルタント(MAJOL社、エドアルド・コスタ氏)から送られてきた会合当日の議事まとめ(” a sintese do encontro entre o MASA e a Sociedade Civil”)について、出席した各位には何ら事前に内容確認がなされておらず、参加メンバーが実際に話したこと、また聞いたことと内容が異なる旨、連絡がありました。これを受けて、私ども5団体としても会合全体の録音を確認しましたが、当該の議事まとめは実際の会合の中身・結果から逸脱しています。

以上について、当日の会合記録については、出席者全員に修正を呼びかけるとともに、正確な逐語会議録の作成を要請します。この点について、対応結果を教えて下さい。

JICAが支援した過去数回の会合でも同じことが繰り返され、そのたびに問題が深刻化してきました。このことは私どもとして繰り返し指摘してまいりました。これらのすべてにJICAの資金、コンサルタントが関わっています。

現地からの声明を熟読の上、以上4点の確認事項について、4月23日(火)中にご連絡下さい。すなわち、以下について「Yes/No」でご回答くださいますようお願いいたします。

1. 農業省大臣は上記の発言をしたのか、しなかったのか。
2. 各団体の受領印・サイン有りの招待状を主催者側が会場に並べたのか、否か。
3. プロサバンナにノー!キャンペーンからの参加団体に対し、上記「議事まとめ」内容確認のための呼びかけをしたか、否か。
4. 逐語会議録を作成しているか、否か。

以上、よろしくお願いいたします。
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Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

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