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【深刻事態発生中】日本援助によるモザンビーク農民運動への介入(3)

*続報です。モザンビークの州農民連合とキャンペーン団体の要請を受けて、日本のNGOが外務省に、1月7日(月)中の回答を要請している内容をご紹介いたします。
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背景については以下をご覧下さい。
【深刻事態発生中】日本援助によるモザンビーク農民運動への介入(1)と(2)

http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-386.html
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-388.html
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多くの方に関心を寄せていただいているので、本件に関するNGOと外務省とのやり取りの要請内容を紹介させていただきます。なお、外務省からの12/11の要請(末尾)への回答は、「声明は、議事録とは別途、グルエでの会合中に、3州の州農民連合からの参加者も含めて議論され、参加者の同意を得た上で発信された」でした。(*しかし、以上ブログの(2)を読んで頂ければ分かる通り、農民はそのような同意をしていません。これは再度モザンビークの州農民連合に確認した結果でもあります。以下はそれを踏まえた要請です。)

【1. NGOから外務省への最新の要請(12/28)】
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2018年12月28日

外務省 国別開発協力第三課
課長 井関至康様
JICA 農村開発部
部長 宍戸健一様

ご回答ありがとうございました。
NGO内で回覧するとともに、モザンビークの州農民連合とキャンペーンの皆さまとも正確に共有させていただきました。

その結果、特に州農民連合から驚きと怒りの声とともに、以下を外務省・JICAに伝えるようにとのことです。

なお、以下にもあるとおり、すでに州農民連合として、主催者に正式に声明内容について拒否・抗議しているそうです。

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【州農民連合から】
(1)参加した農民やスタッフは当然ながら州農民連合を代表していない。そもそも様子見で参加したにすぎない。

(2)したがって、これらの参加者は声明の中身や発表に同意する資格・権限を有さない。

(3)また、主催者も、州農民連合の名を使って声明を発信する立場になく、その権限も有さない。

(4)州農民連合の名前を語るのであれば、当然事前に内容を州農民連合に送り、その許可を求める必要がある。(*権限をもった人が参加する会議の場合は別である)

(5)そのことを一番知っているのは主催者自身である。日本ではこのような手法が許されているのか?モザンビークでは許されていない。

(6)声明内容と同種の議事録が2週間前にやっと送られてきたが、これらの中身を州農民連合として正式に拒否し、具体的な問題を指摘するメールをすでに主催者に送っている。

(7)そのことについて、JICAから何一つ外務省に報告がない、あるいは日本のNGOに連絡がない、あるいは主催者がJICAに伝えず、「議事録は別」などと繰り返すのはマニプレーション(改ざん、ごまかし)に他ならない。

(8)この問題を話し合うために、州農民連合から主催者(州プラットフォーム)に面会を要求したが、休暇中を理由に断られている。しかし、どうやらJICAには時間が割けることに疑問を隠せない。

以上を踏まえ、以下を外務省・JICAに要請するとのことです。

A. すでに主催者に声明と議事録を拒否する旨、州農民連合からメッセージを送っていることが事実かどうか、主催者に確認してほしい。

B. それでも主催者の言い分(あの声明通りとする)が正しいと主張するならば、州農民連合としての正しい立場を外務省とJICAが理解するために、何が必要か具体的に提案してほしい。

以上を無視したいかなるJICA・日本政府・主催者のアクションも拒否する。

【日本のNGOから】
以上、大変深刻に考えます。
これらの情報(声明と議事録の拒否)をJICAは一切聞いていないということでしょうか?

以上の州農民連合からもあるとおり、聞いていて伝えていないのか、あるいは主催者があえて伏せたまま、あのような情報をJICAに送り続けているのか、日本の納税者・NGOとしても非常な関心事ですので、早急にご確認・ご回答いただけますようお願いいたします。

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【2. 12/5のODA政策協議会を受けたNGOから外務省への要請(12月11日付)】


外務省・JICAの方で現地に確認いただけるとお約束いただいたとのことなので、ご確認・ご回答の方、よろしくお願いいたします。

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当該声明に関し「虚偽だ」と証言する州農民連合のビデオをJVC渡辺が読み上げた後、これが確かだと確証は得られないが、もし情報をもらえれば(声明のどの部分が間違っているのか)、現地に確認したいと外務省の井関課長が説明。

録画ビデオの翻訳を添付いたします。
これを踏まえ、以下について事実確認をお願いいたします。

(1)州農民連合側は議事録の公開・農業省への送付の前に必ず確認させてほしいと要請してあったが、事実か?

(2)しかし、この議事録は声明が出される前に確認のため送付もされていないと州農民連合は言うが、事実か?

(3)万一、(2)が違うというのであれば、州農民連合に何月何日にどのような形で送られ、どのような返答を州農民連合の誰から得たというのか具体的に情報を示されたい。

(4)また、声明は事前に州農民連合への確認やインプット、合意を求めることなく出されたというが、事実か?

(5)万一、(4)が違うのであれば、州農民連合に何月何日にどのような形で送られ、どのような返答を州農民連合の誰から得たというのか具体的に情報を示されたい。

(6)(4)のとおりであれば、州農民連合の名前が記載されているにもかかわらず、勝手に声明に書き込んだ理由は何か?
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Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

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