議員勉強会(プロサバンナ)での政府/JICA・議員・NGOの議事録
(その1)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-334.html(その2)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-335.html(その3)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-336.html(その4)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-337.html(その5)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-338.html(その6)
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-339.htmlに続き、以下の部分の議事録です。これで最後です。
(7)議員からの外務省・JICAへの要請事項などについて【議事録】
石橋:なので、それをもしそう言われるのであれば、それ証明責任は皆さんの方にあるからね。ちゃんと皆さんが納得できるような形で証明してください。それで大場さん四月六日に来ていただいたときに申し上げた。
一つは誰に招待状を送ったのか云々以前に、四月四日なりそういう会合を持ちたいと、いうことについて誰と相談しましたか、誰と協議をしましたかと。やるから来てくれじゃなくて、やること自体についてちゃんと相談したんですか。そういう慎重反対の態度を示されている方々組織も含めて。で納得をされて、じゃあ四月四日にやるから招待状を送りますという話なのか、もう四月四日にやるということを決めてから、招待状を送って、やるから来てくれという話なのか。これ自体で全然違いますよね。だから大場さんにあのときそういう風に申し上げた。
一体四日に会合やること誰と相談したんですか、どの組織と相談したんですか、皆さん納得してじゃあやろうと言っていただいて四月四日があったんですか。いうことと、じゃあ誰とどういった組織に招待状を打たれたんですか。幅広くすべての関係団体組織に対して送ったというのであれば、ちゃんとそのリストをください。で結果的に、でも多くの人が来なかったんでしょ。先ほど来たのが何なんだって言われたけど、来なかった団体がある、じゃあ当然理由があるわけですよ。そのリストも出してくれと。
そこのプロセスを我々は皆さんにちゃんと、今ご説明をされた、ちゃんとやっておられるというので、我々もそう信じたいよ。でもそうではないという現場の声が残念ながら出てるから、じゃあどういうプロセスでちゃんとやっていただいたのか、丁寧にちゃんとやっていただいたのなら、我々にそれを教えてくださいというお願いをさせていただいているわけだから、それ先ほど言われた事が事実なら、それちゃんと教えてください。これはまだ時間必要なので、でもこれいたずらにしないでくださいよ。
だから先ほど言った三点についての説明、ちゃんとリストと、それから議事録と、これは出してください。一時間が一時間半になったって言われるけど、現地から聞いている話は、いやもっと短かった、って結局とそういうことになるんです。ちゃんと議事録出していただいて、何時から何時までこれだけの議論やりました。全部出していただければ、ちゃんとそれが分かるわけ、中身も含めて、何が決まったの決まってないの。だからそこはちゃんとやられているということを信じるので、出してください。そこは一つ。
重ねて、牛尾さん先ほどの議事録はそういう扱いでよろしいですね。はい、ということをここでは言われたので、それ以外は削除してください。改めて正式なそういう手続きがもしおありなのであれば、その手続きに則ってやりとりしてください。
先ほど渡辺さんが言われた、本来であれば別途、そういう正式な公式な場で改めてちゃんと説明をする、後から勝手に付け足す云々でなくて。議事録が是非、改竄されないように。ここは是非宜しくお願いします。
その上で、先ほどから認定できない、認定する立場にない云々言われてるけど、このやり取りでも渡辺さんはちゃんと言われている、外務省の見解としてはということをちゃんと枕詞として付けられてる。外務省の見解として、大事なんですここは。外務省の見解としてこういう発言があった、今更それがどういう場であったか分かりません、録音テープ聞いたから分かりません、じゃあもっと名乗り出てください。まさにこれ、どっかで聞いた話ですよ。
今神本さんがそこで行ってる財務省の事務次官の話、ふざけんなという話をされてきた。なんか似てるなと。一体誰の立場に立って、さっき高橋さんも言われたけど、一体誰の立場に立って外務省は仕事されてるんですか。このプロジェクト被益者のためでしょ。農民のためでしょ。モザンビーク国民のためなんでしょ。だったらまさにその被益者たる国民農民の皆さん、当事者の皆さんからこういう発言があった。
これだけじゃないから。さっきも言われけど、ずっとそういう人権侵害の事実があっちこっちであった。その一連の中で、こういうより具体的な発言があった、録音テープまである。にもかかわらず、どこで取られたか分からない、誰に対する発言か分からない。それをあなた達証明してください、名乗り出てください。何ですかそれ。ということを申し上げている。
一体じゃあ外務省、現地、JICAも含めて本格的に調査したんですか、能動的に、農民の立場に立って。絶対にそんな発言を公式な場でしてないなりなんなり、それを能動的に調査されたんですか、事実関係を。モザンビーク政府の立場に立って、政府から聞いて、やってないよね、やってない。それだけ?
だから先ほどからの話でつじつまが合わなくなるわけです。なので、これもう録音テープを皆さんの求めに応じて録音テープを出された。そりゃ特定されちゃいけないから隠すべき時は隠しますよ。そうでしょ。だからもう今回に及んでは、皆さんでちゃんと調査してくださいよ。皆さんの立場にこの役割責任があるよもう、この段階に及んでは。
なので、それが整わないままに、四月四日の会合が行われてしまったということであれば、やっぱり四月四日の会合をやるべきではなかった、と我々も思わざるを得ないですね。
大臣の発言冒頭やりましたけども、大臣の発言、これ条件整ってないんじゃないですか。大臣の発言が、公式な本当に外務省としての立場であるならば。整ってないと、僕らは思うよ。ということで、予定の時間がすいませんもう過ぎておりますが、この今の件と、それから牛尾さんのご発言の議事録の件と、それと四月四日のより詳細な対応の件と、それから異議申立に対する意見書の件の扱い含めて、これ今日確認をさせていただいた通りで、対応をいただきますように重ねてお願いをしておりますし、打ち返しを早々にしていただけるように待っております。はい、後、何か皆さんの方から。
渡辺:一言だけ。今、石橋先生が全て纏めてくださったんですけども。今日お伝えしたことが、即ち皆さんに耳を傾けていただきたい、現地の声だったり、考えです。これ現状において何がやっぱりおかしいと思うのか、何故四月四日の件がおかしいと思うのかということをお伝えしましたので、もし本当に改善をされたいのであれば、頑張っています、だけで前に進めるのではなくて、きちんと対応をまずしてください。それからじゃないと、やはりこの事業進められないという風な、進められないということをちょっとここで確認させていただければと思います。
石橋:はい。それで神本議員がちょっと先ほどのご説明で遅れましたが、参加いただきましたので最後一言。
神本:すいません、参議院の神本みえ子です。財務省のセクハラ問題で今野党合同ヒアリングをやっておりましたので、遅れて参りました。申し訳ありません。今最後の人権侵害にあたるかどうかということ。こちらに立証責任があるではなくてやはりそちら側が、きちんとそれをやらなくてはいけないということ。財務省は未だにあの発言がセクハラ発言であるかどうかについて、言われた側が名乗らないと分からないということ、そして今日にも処分をすると、分からないのに処分を明日閣議決定すると。そうするともう終わっちゃうんですよね。
この人権侵害の発言があったかどうかということは、皆さん方外務省として、このプロサバンナ事業に対する基本的なところだと思うんですね。農民のために私たち日本国民は税金を使って、その支援事業をやろうとしているのに、そこで人権侵害が政府当局から、そういう発言が行われているかもしれないのであれば、それはなくさなきゃいけない。これを見逃したら、日本政府はそういうことを見逃してやるんですよというメッセージになってしまいますので、是非ここはせっかくNGOからこういう提言といいますか、出されているので、しっかりと調査して二度とこういう人権侵害的な扱いが行われないようにするための仕事こそやっていただきたいということを、私からもお願いしたいと思います。
石橋:はい、ありがとうございました。是非しっかり対応いただきますように、重ねてお願いをします。今日長時間に渡りまして本当にありがとうございました、お忙しいところ。
今日直接は議論しませんでしたけれども、やっぱりこういった状況があるからこそ、いろいろ外務省にもまだ対応いただいてると信じておりますが、渡辺さんのビザの不発給問題についても、これ是非対応してください。
これも渡辺さんたちが大使と話さないのがいけないんだみたいな話をしておられますが、違うでしょ。こういうところに現地でいろんなことが動いている、だからこういう支援をされている皆さんが、現地にちゃんと入っていただいて、またいろいろ皆さんとお話をされて、間接でない、直接正確ないろんな情報を得ていただいたり、いろんな対応をしていただくことこそが、このこじれてしまった問題の解決と信頼関係の醸成につながるわけで。それができないわけですよ、残念ながら。だからこれを促進する意味でも、外務省の皆さんにはちゃんと適切に対応いただくこと、これが必要だと思います。
この件についてもまた別途課長と対話をさせていただきますので、是非真摯な対応をよろしくお願いを致します。
それでは改めまして、本当にありがとうございました。頑張っていただくことをお願いして、今日の会合を終わりにさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
以上
スポンサーサイト