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【公開】JICAのプロサバンナ事業の現地責任者(国際報道・リーク文書)

さきほどのアルジャジーラ英語放送(2018年2月12日、アフリカ特集「モザンビーク・ナカラリの農民は土地を奪われないために闘う」)から、JICAモザンビーク事務所の横山浩士が、「プロサバンナ事業の責任者」としてインタビューに応じていたことが分かりました。

http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

横山氏のプロサバンナ事業への深い関与、とりわけモザンビーク市民社会を分断したと地域農民団体やアルジャジーラに出てくる「プロサバンナにノー!キャンペーン」の加盟団体などによって指摘される、一連のJICAモザンビーク事務所による地元コンサルタントとの契約への関与は、現地市民社会の間で広く知られてきました。

また、これらについてはリークされた文書で確認ができます。
しかし、同氏がモザンビークで使用している名刺には役職や肩書きが記されておらず、市民社会の多くはこれを疑問に思ってきました。

日本の税金を使った公的な援助事業の適切な運用と透明性の担保のため、

1)今回の報道で、横山氏がプロサバンナ事業の正式な現地責任者であることが明らかになったこと、
2)他方、同氏の名前はJICAが情報公開法に基づいて開示した文書から一切消えているとともに、公的な場面で配られる名刺にプロサバンナ事業を担当していることなどを含む任務や肩書きが明記されていないこと、
3)インタビューに対し、自ら関与した活動について反省することなく、「いくつかの問題と遅延」と他人事のように語っていること、
4)2017年4月に異議申立が地域の11名の住民から正式に出され、依然として反対している住民や市民社会組織があるにもかかわらず、インタビューに対して「プロサバンナ事業の前進に自信がある」と答えていること、
5)公金を使った事業運営において、匿名性に隠れた不適切で不透明な活動を増長しないためにも、

プロサバンナ事業に関して、
・内部告発者から提供されたJICAのリーク文書
・JICAへの情報開示請求によって収集した文書
・公開情報になどに基づき、
同氏と一連の「いくつかの問題」の関係を分かりやすく掲載することとなりました。

*なお、このことをもって、JICAの組織としての責任が減免されるものではないことを付記いたします。


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アルジャジーラ記事の横山浩士の発言部分の仮訳
http://www.aljazeera.com/indepth/features/mozambique-farmers-battle-land-nakarari-prosavana-180205085026683.html

JICAのプロサバンナ事業の責任者、横山浩士は次のように述べた。

「当初、割れ笑えは(ブラジル・セラード農業・大豆開発)マトグロッソのモデルを再現したいと考えた。しばらくして、我々はここ(モザンビーク)の条件が異なっていることに気づいた。テリトリー(対象地域)の人口密度はより高く、ニーズは同じではなかった。現在、我々は小規模生産者に焦点を当てている。彼らがより多く生産し、ナショナルな食料主権を増強するために、必要なノウハウを提供したい」

また、首都マプート中央にあるJICAの事務所で、この責任者は、いくつかの「問題と遅延」が生じてきたことを認めながら、しかし計画が前進することに自信があると述べた。

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横山氏2

横山氏3

横山氏4

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Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

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