Entries

【録音】ナンプーラ州農務局長の記者会見の逐語仮訳

さきほどのJICA理事長宛「公開質問状」が出されるきっかけとなったのが、去年11月上旬に「第3回三カ国民衆会議」の後に行われたナンプーラ州農務局長の記者会見時の発言です。

録音
Press conference by Nampula DPA Director on ProSAVANA (November 2017)
https://www.youtube.com/watch?v=VWS_TW0ZKJY

「公開質問状」に添付された逐語訳をあわせて紹介します。
なお、「公開質問状」にあるとおり、民衆会議(首都)にナンプーラ州から参加した大半は地元の小農女性でした。これは、「モザンビーク小農応援団」のフェースブックにも写真が掲載されているので分かるかと思います。

「畑を持たず、耕さない」「政治的な動機」のために反対しているなどと言いたい放題です。
この記者会見があったまさにナンプーラ市では、その直前(10月上旬)に野党系の市長が「平和の日」に暗殺されたばかり。しかも、市長の家のガーデンパーティ中に射殺されたというのに、犯人は見つかっておらず。さらに、10月末に市長選が発表されて選挙が開始されたものの、不正が指摘される中、大混乱が現在も続いています。そして、選挙キャンペーンの初日には、市長と同じMDM党の党員が、選挙ポスターを貼っている最中に何者かに殺害されています。

与野党の事実上の一騎打ちとされており、激しい選挙戦が繰り広げられており、今年10月の地方都市選挙とあいまって、すでに懸念が広がっています。その最中に、異議申し立てを受けてなお、このようなプロサバンナに異論を唱える人達への暴言がなされていることに、日本のNGOとして驚きが隠せないところです。

詳細は、「公開質問状」をご確認下さい。
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-302.html

またプロサバンナ事業における情報・命令式系統の図をこちらにも貼付けます。
あわせてご確認下さい。

農務局長

_____
2017年11月上旬 記者会見(ナンプーラ市)
ナンプーラ州農務局ペドロ・ズクーラ局長の発言(仮訳)
*録音は次のサイトで公開中
https://www.youtube.com/watch?v=VWS_TW0ZKJY

1. PIは前進し(終了し)、PEMもほぼ終ろうとしており満足している。問題はPD(ナカラ回廊のマスタープラン)だけであり、現在はナンプーラ州市民社会プラットフォームなどが見直しをしており、彼らの手の中にある。すでに最終段階にあり、2月上旬には終るであろう。これが終り次第、マスタープランは承認されるだろう。

2. しかし、我々はある人びとのことを懸念している。いくつかのセグメントが、市民社会の名前で(を代表するといって)ここ(ナンプーラ)を出てマプート(首都)に行っているからだ。これらの人びとは、プラットフォーム(上記)の議論に参加せず、あるいは同プラットフォームに参加してマスタープランを議論しようともしてこなかった。

3. それにもかかわらず、彼らはナンプーラ州、ナカラ回廊沿い地域の人びとは、プロサバンナを要らないと言っていると表明している。彼らはプロサバンナの初期の頃からそういう態度だった。彼らは「別の(政治的)動機」をもち、「別アジェンダ」のために動いている。彼らは開発否定者である。

4. ナカラ回廊沿いの開発を求める市民社会はナンプーラ州市民社会プラットフォームと協働している。彼らのマスタープランの検討は最終段階にあり、もうすぐ承認されるだろう。そうすれば、プロサバンナは前進する。住民ら、生産者らはプロサバンナに沢山の期待を寄せている。すでに学術関係者の関与を経て、現在プラットフォームに依頼し、いくつかの問いについて検討してもらっているところである。このような改善を経て、マスタープランは承認され、プロサバンナのインプリメンテーション(実施)を手助けすることになるだろう。

5. だから、我々は、あの人達の脅しで止めさせられ(scared off)はしない。プロサバンナを知りたくもなく、マスタープランを議論したくもない人達のこと。これらの人びとの大多数は生産者ではなく、畑ももっていないからだ。

6. 我々は、現場で働いている人達と仕事をしている。ナカラ回廊沿い地域の農業と貧困の状況を生きている人達である。我々は、これらの人達を救いたい。我々は、ナカラ回廊の農業を自給自足の農業から持続可能な農業にトランスフォームさせたい。当然ながら小規模農民を念頭においている。




スポンサーサイト

Appendix

最新記事

カテゴリ

プロフィール

MozambiqueKaihatsu

Author:MozambiqueKaihatsu
「モザンビーク開発を考える市民の会」の公式サイトへようこそ!本サイトでは、モザンビークの草の根の人びとの側に立った現地・日本・世界の情報共有を行っています。特に、現地住民に他大な影響を及ぼす日本のODA農業開発事業「プロサバンナ」や投資「鉱物資源開発」に注目しつつ、モデルとされるブラジル・セラード開発についての議論も紹介。国際的な食・農・土地を巡る動きも追っています。

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR