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【緊急・和訳】公聴会でプロサバンナに異議を唱えた農民への脅迫

先日の記事の和訳です。
http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-152.html

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「マレマ郡行政府が、ProSAVANA事業を拒否した農民らを付きまとい、脅迫」

https://adecru.wordpress.com/2015/05/11/governo-do-distrito-de-malema-persegue-e-ameaca-camponeses-que-rejeitaram-o-prosavana/#more-338

2015年5月11日

マレマ郡行政府の主催で行われた4月28日の公聴会を、途中でボイコットしたProSAVANA事業を拒否するムトゥアリの農民やコミュニティが、同郡行政府の傘下にいるムトゥアリ行政ポスト長、首長ムショナ(Muchona)とSDAE(郡経済活動振興部)関係者らによって付きまとわれ、脅迫の標的となっている。

ADECRU(農村開発のためのアカデミック・アクション)のコーディネーターであり、公聴会を監視するために派遣されたジェレミアス・ヴンジャニェは、(5月)11日午前、ムトゥアリで、イアパカ農民組織フォーラム(Iapaca Fórum)の代表者らと面談した。なお、これら面談者の名前は安全確保のために削除するが、インタビューを受けた人物らは、8日に行われたムトゥアリ行政ポスト長との会合について、次のように詳細に述べた。

「28日に行われたProSAVANA事業に関する公聴会の際、同事業がもたらしうる重大な危険性と結果を鑑み、参加した農民とコミュニティはプロサバンナ事業を拒否した。そして先週の金曜日(8日)、私たちはムトゥアリ行政ポスト長に呼ばれた。そこで、私とムリカナ農民組織フォーラムの同僚が行政ポストに赴いた。着いてすぐ、行政ポスト長は、民衆と農民がProSAVANA事業に反対するようにそそのか(煽動)しているのは誰かと聞いた。また、誰があれほど多くの人びとを公聴会に集めたのかも知りたがった。なぜなら、政府はあの会議に25人しか招待していなかったからだ、と述べた」、と語った。

5月8日の会合の際、ムトゥアリ行政ポスト長は、ムショナ首長とマレマ郡からきたSDAEの関係者らを同伴していた。そして、行政ポスト長は、イアパカとムリカナの農民組織の代表者らに、コミュニティや農民の家々に一軒ずつ回って、ProSAVANA事業を拒否する決意を取り消すように強制したことが分かった。

「彼(ムトゥアリ行政ポスト長)は、私たちに、コミュニティへ行き、農民たちの心に働きかけ、ProSAVANA事業に対する立場を変え、同事業に賛成するようにしろと命じた。しかし、私たちは彼に、ProSAVANA事業のように有害なプログラムを農民たちに受け入れるよう強制することはできない、と言った。そして、政府が今行っているProSAVANA事業を望んでいない農民やコミュニティに対する操作や脅迫のキャンペーンを、今すぐ止めるべきだと伝えた」、という。

同じ会合で、行政ポスト長は、2015年5月14日に、ProSAVANA事業を拒否するムトゥアリの農民やコミュニティの意見を強制的に変えることを目的とした緊急会議を招集すると公言した。しかし、土曜日に(9日)、イアパカとムリカナ農民組織フォーラム宛に、ムトゥアリ行政ポスト長フラザオン・シトイ・アルフレド(Frazão Sitoi Alfredo)の署名入りの突然で奇妙な手紙を受け取った。驚いたことに、そこには、イアパカ・フォーラムの本部で、2015年5月11日14時に、マレマ郡のSDAE部長をはじめとする郡政府が出席する緊急会議を招集すると通告されていたのである。

この通知書を届けたのは、ムトゥアリのSDAE代表者であったが、彼は農民やコミュニティにProSAVANA事業を受け入れるように執拗に迫り、そうしなければ牢屋に入れられると強調した。

「私たちは、政府とSDAEの責任者から付きまといと脅迫を受けている。しかし、私たちは農民であり、ProSAVANA事業を望まない民衆の代弁者である。私たちは、いかなるときも、断固として、農民とコミュニティを守っていく。ザンベジア州、ニアサ州、そしてナカラ回廊地域全ての農民やコミュニティがProSAVANA事業を望んでいない。なぜ政府が、マレマの農民やコミュニティだけを追いかけ回しているのか分からない」、と述べた。

ADECRUは、ナンプーラ州農民連合にも問い合わせを行った。その結果、同連合はこれらの事実を認め、郡行政府や地元当局によるムトゥアリの農民やコミュニティへの脅迫や付きまといを非難した。そして、同連合としてこれらすべての展開を注視するとともに、本日14時に緊急に開催されるムトゥアリでの会議に、副代表を派遣すると述べた。

ADECRUは、ProSAVANA事業のマスタープランの公聴会に懸念を持って参加してきたが、農民やコミュニティへの脅迫、威嚇、付きまといについて深い憤りと非難を表明するとともに、当局と関係機関に対し、直ちにこのような行動を止め、民衆の願いに耳を傾けることを要求する。同様に、人権を守り、擁護するため、全ての国内と国際の社会運動により強い結束と緊急のアクションを求める。

2015年5月11日 ナンプーラ
ADECRU政治連携委員会
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