かなり大きなニュースになっています。モザンビークの隠れた債務問題ですが、ついに米国の司法当局とFBIが捜査に乗り出しています。この問題は新局面に入ったようです。FBIの捜査は、クレディスイス、ロシアのVTB、そしてブラジルのBNPに及んでいるとのことです。他方、二つ目の記事にあるとおり、スウェーデンの援助を受けてKROLLによって行われた国際監査は、モザンビーク政府の情報提供の拒否によって、妨害されているとのこと...
「プロサバンナ〜フィリプ・ニュシ大統領が日本に持って行った『靴の中の石』」ついにこの問題に国際メディアが注目し始めています。昨日(2017年3月13日)、ドイツ国際放送(ポルトガル語版)で放送されたインタビューが届きました。ポルトガル語なので記事についてGoolge訳を貼付けます。素晴らしくinformativeなインタビューです。ぜひ音声を聞いていただければと思います。1)今回のモザンビーク大統領や農業大臣来日の問題2...
モザンビーク政府はプロサバンナの高優先順位を再確認以下の記事が12月12日付けで流れています。しかし、この談話を発表したのは、農業大臣ではなく交通通信大臣のカルロス・メスキータ氏となっており、さらに後半部分になると日本・ブラジル・モザンビークの三角協力としてのプロサバンナ事業の話というより、ナカラ回廊開発に関する日本とモザンビークの二国間協力、そして何より三井物産の天然ガス油田への投資の話に向けて展開...
2016年7月20日のObservador紙の記事で、日本政府がモザンビーク政府に対し40億円規模(34.5百万ユーロ)の無償援助を行うことについて批判的に報じられました。過去2年間にわってモザンビーク政府(特に国防省内諜報組織が関与する複数企業)による隠された不透明な債務の問題が、ドナーたちによって問題にされてきましたが、更なる隠された債務野存在が明らかになったためにIMFは融資をストップし、一般財政支援を行うG14国も支...
安倍首相のモザンビーク訪問(2014年1月11日-13日)により、新聞各紙に様々な情報が掲載されました。全部を追うことは出来ないのですが、まず大きく取りげられた700億円の円借款供与について、その上でこのブログでも繰り返し紹介しているプロサバンナ事業(特に農民や市民社会の声を取り上げたもの)に注目して、掲載紙の一覧を紹介します。■日本・モザンビークの共同声明(外務省サイト)安倍総理大臣のモザンビーク訪問(概要と...